この記事のまとめ
・タイヤ故障(トラブル)が非常に多くお出掛け前の点検が重要です
・故障(トラブル)の原因と対策を知っておく事で、慌てず対応が出来る
・タイヤ空気圧やバッテリーのチェックはとても簡単なので、点検ツールを揃えて
おく事をおすすめします
・万が一動かなくなった場合、自動車保険、JAFなどをおすすめします
<お出掛け前点検5つ>
① ガソリン
② バッテリー
③ タイヤ
④ 冷却水
⑤ エンジンオイル
お出掛けの時、ご家族を乗せてさぁ出発!と言う時に、エンジンが掛からない(>_<)困りますよね。
走行中にタイヤがバースト(破裂)なんて怖くて想像したく有りません(>_<)
以前に怖い経験をしたことがある!なんて読者さまの中に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
事故や故障(トラブル)は、専門業者にお願いして、修理代も掛かるし、せっかくの旅行が台無し、なんてことも少なくないでしょう。
あなたの悩みを解消致したます✌︎(‘ω’✌︎ )
この記事はこんな人に向いています
・過去に自動車の故障で困った経験がある
・高速道路の利用や遠出を予定している
・故障ランキングや原因対処法を詳しく知りたい
・自分で簡単な点検ならやってみたい
私は、自動車の販売、整備から抹消業務、自動車のリサイクル事業、SDGsへの取り組み、自動車保険業まで30年以上携わってきました。整備士2級、自動車保険募集人資格、古物商などの資格を持つ私が、今までの経験やノウハウがあなたの悩みの一助となれば嬉しいです。(古物許可第441070002628号)
この記事を読み終えたあなたは、車の主な故障に対して、専門業者にお願いすることも最小限節約できて、万が一の対応が出来るようになります。
車 故障の実例紹介
御朱印集めしてたらタイヤバースト‼️そしてレッカー🥺
四輪駆動車やし、同じタイヤ探すの大変💦何件か電話して奇跡的に見つかりましたε-(´∀`*)ホッ
まあ、事故もしてないし身体は異常なし‼️
財布大怪我💸💸💸 pic.twitter.com/4UQWA49s2t— LB23(Sakai) (@LB2327811700) September 4, 2022
バッテリー上がりの車復活!
ジャンプスターター優秀!
もう手放せない…! pic.twitter.com/G28xKtFbiW— しも (@shimo_b150224tw) September 12, 2022
車のバッテリー上がりに心強いアイテムを用意して置きたいですね!
車のエンジンかからない!!
急にエンジンが止まったり、買い物先や自宅駐車場などでエンジンを掛けようとしたら「カチッカチッ」又はうんともすんとも言わないと焦りますよねー。
車の故障エンジン停止!その原因と対策
車のエンジンが止まる主な原因
●ガス欠・バッテリー不良・その他
・ガス欠(EV車は充電不足)車庫に置いといてガソリンが無くなるのはよっぽど長期間放置しない限り考え難いので、ほぼ走行中に「ブスッブスッ」って止まる(EV車はスーッとですかね(-_-;)事が多いです。
・バッテリーについては、逆に走行中より車庫に置いといて起こることが多く、走行中に起こる事も稀に発電機(オルタネーター)不良でバッテリーが充電されなくてエンジンが止まってしまう事は有りますが、ほぼバッテリーの寿命の可能性が高いです。
車のエンジンが止まった時の対処法
エンジンが止まってしまったら本当に焦りますよね、でもこれから説明する対処を知っておくと気持ちも落ち着き、とっさの時も安心して対処できますのでぜひ参考にしてみて下さい。
お出かけ前点検 ①:ガソリン
●ガソリン(EV車は充電量)チェック
※給油ポイントは4分の1を目安にすると余裕があって良いと思います。
● ボンネットを開けてガソリン臭くないか
※ガソリンが漏れている可能性があるので念のためエンジンをかけずに専門業者に診てもらう事をお勧めします。
よっぽど古い低年式車でホースやパイプの劣化で起こるることは昔はしばしばあったようですが、今は特に以前故障経験がある、車体をぶつけた事があるなどの事例がない限りあまり深く考えなくても大丈夫ですが、ガソリンの匂いは気にして置きましょう!
お出掛け前点検 ②:バッテリー
● 液量がレベル内に入っているか
※物によっては液を補充しなくて良い物も多く販売されているので確認が必要です。
※バッテリー本体の側面が透明ならば車を上下に揺さぶる、それ以外は一つ一つキャップを外して除きます。キャップを外した時に長いノーズタイプであれば先端に液が軽くつくぐらいが良いです。
● (+)(−)端子手を摘んでひねってみて回らないか
※回ってしまったらレンチ🔧(サイズ8㍉から12㍉の物が多いです)で締め付ける
危険防止のためバッテリー本体を揺さぶって動くようであれば本体を支えているステイを固定してあげてくださいネ。
常にお出かけ前にバッテリーの電圧を自分でチェックしたい方におすすめ!
使い方簡単です。
では、その他一般道路、高速道路それぞれの故障ランキング上位3位を見ていきましょう。
車 一般道路の故障ランキング上位3つ
1位 | タイヤ | 31.4% |
2位 | バッテリー | 30.8% |
3位 | オルタネーター | 4.8% |
参考(国土交通省の調べ)
一般道路故障1:タイヤ
●主な故障=パンク・バースト・空気圧不足
原因
・道に落ちている釘、ガラスなど
・縁石などに擦り又は乗り上げる事でタイヤが変形する
・空気圧が不足しているため高速回転でタイヤの変形度が増して、破裂してします
対策
お出掛け前点検③: タイヤ
他のタイヤ比べて地面の接触部のたわみ具合に差があるように見えたらガソリンスタンドなどで一度適正空気圧にする又はバンクの確認をするのが良いでしょう。
タイヤの表面にコブのような膨らみがないか?
*これは修理できませんので交換しましょ。
<空気圧基準値>
車種によって異なるので取扱い説明書をご覧ください。
また、運転席または助手席のドアを開けると車側の柱かドアのサイドに記載してある車種もあります。
一般道路故障2:バッテリー
●主な故障=過充電・破損・劣化・端子部接触不良・液不足
原因
過充電はオルタネーター(発電機)の故障が多く、通常は12V(ボルト)ですが、走行中にはオルタネーター(発電機)によって約14Vまで上昇しライトやエアコンを付けてもバッテリー電圧が弱まらない様に保たれています。
しかし、バッテリーが古かったり、オルタネーターが破損すると、一定電圧が保たれず、バッテリーが熱くなったり、液漏れ(希硫酸)の原因となり、最悪はエンジンが掛からなくなってしまうのです。
対策
一般道路故障3:オルタネーター(発電機)
●主な故障=ブラシ不良・レギュレーター不良・ダイオード不良・コイル断線
故障原因のパーセントでも分かるかと思いますが、2位から3位は急に減少します。そうとは言え故障はします。
原因
難しい専門用語で書いて有りますが、要はオルタネーターの内部の部品が年数や使用頻度によって劣化してしまう故障です。
オルタネーターが故障するとバッテリー過充電を起こしたり、逆にバッテリーを全く充電しなくなってしまいます。
対策
お出掛け前点検②でエンジン掛ける前のバッテリー電圧が約12V、エンジン掛けて約14Vあれば良いでしょうか。
電気系は皆さんテレビや冷蔵庫を想像すると分かりやすいと思いますが、急に故障するので不安ですよね。
しかしお出掛け前点検しておけば故障リスクが大きく減少するのです。
※4位以下にはトランスミッションやエンジンオイルもれなどが有ります。
オイル漏れの点検としては、車の下を除いて地面が染みていたら漏れの可能性があるので
近くの自動車専門店または各ディーラーに問い合わせしてみることをおすすめします。
車の前から下を除いて、主に前側から水、中央付近からオイル(油)が漏れてないかをお出かけ前に点検する
※エアコンの水は家庭用と同じく、夏場は特に車の下からポタポタ垂れてて正常です。
車 高速道路の故障 ランキング上位3つ
1位 | タイヤ | 53.5% |
2位 | 冷却水 | 5.0% |
3位 | 潤滑油 | 3.3% |
参考(国土交通省の調べ)
※オルタネーターは4位、バッテリーは8位
高速道路故障1:タイヤ
●主な故障=パンク・バースト・空気圧不足
高速道路故障2:冷却水
●主な故障=不足・水漏れ・汚れ・凍結
原因
低年劣化、エンジンの熱を冷やすための冷却水なのですが、高年式の車両は冷却水無交換が増えてますが、低年式の車両は定期的交換が必要な車種もあり、液の汚れが蓄積して冷却水の流れが悪くなり、エンジンが冷やされないまま高温となり、オーバーヒートしてエンジンが止まってしまうのです。
逆に東北、北海道の寒い地域は冷却水が凍結して循環しないでエンジンが止まる事も有り修理には高額かかる事が多いのです。
お出掛け前点検④: 冷却水
対策
・ラジエーターのリザーバータンク(補助タンク)に適量(満タンではないので注意)上段のラインまで入っているか
・ラジエーター液(冷却水)の定期交換の必要な液は主に赤、青、緑があります。
※液の色はとても綺麗なのですが、明らかに黒ずんでいれば交換時期の可能性が大きいので専門業者で交換してもらう事をおすすめします。
・多少蒸発等で量が減ることが有りますが、減っていたらエンジンが冷えている時に水道水で良いのでリザーバータンク(補助タンク)に適量を補充しましょう。
・念のため車の下を除いて、赤や緑などの水漏れがないか見て下さいね。
高速道路故障3:潤滑油
●主な故障=オイル不良・オイパン(溜めておくタンク)からの漏れ
原因
エンジンオイルが漏れて、室内の警告ランプが点灯して、エンジンが掛からなくなる。
オイル漏れをそのままにしておくと、エンジン内部のオイルが無くなり、摩擦で焼きついてしまいエンジンが掛からなくなってしまいます。
車の心臓部なので故障すると高額修理がかかってしまいます、そうなる前にお出かけ前点検は最重要です!
*オイルパンとは、エンジンオイルを溜めておくタンクで、車の真下に付いているため、車の下側を擦ってしまうとダメージしやすいです。
お出掛け前点検⑤: エンジンオイル
対策
・お出かけ前にエンジンオイル量を確認するもとをおすすめしますが、車種によっては座席の下にあったりと結構手間だったりしますので、最低限愛車の下側を除いて、オイルが地面に漏れていないか見て下さい。
手で触ってネバネバ感があるのがオイル、赤っぽいのがオートマチックミッション、茶色っぽいのがエンジンオイル、水っぽくて色が着いているのがラジエーター(冷却水)と覚えておくと良いでしょう。
この状態だと専門業者に見てもらい補充または修理してもらいましょう。
記事のまとめ
冒頭にもお伝えしましたが、一般道路、高速道路での故障(トラブル)箇所の違いを知って頂き、読者さまのお出かけに合わせて良い思い出を作って頂くことを応援いたします。
その他ためにも、お出掛け前点検①〜⑤は重要かつコスパの良い事前対策ツールなどをご利用していただければ尚良いと思います。
万が一の対処については、まず自動車保険の確認、車両保険の特約にレッカー無料などがついています。
その他、JAFの手配も視野に入れとくべきでしょう。
それでは良いカーライフを(^-^)v
最後までご一読いただきありがとうございました😊
少しでも読者様の一助となり、いつも安心ドライブを楽しんで頂ければ嬉しいです😂